【レビュー】アシダ音響 ST-90-05【かなり気に入っています!】

※PRを含みます

ST-90-05-H

 

もににゃん
きになるにゃん

ST-90-05を実際に使ってみたレビューを知りたいな

という疑問にお答えします。

 

実際に使ってみて個性的でかつ高品質な音にすぐに虜になりましたよ♪

 

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アシダ音響 ヘッドホン ST-90-05の主な特長

 

ST-90-05はアシダ音響が制作、販売している有線ヘッドホン。

アシダ音響ってあまり聞いたことがない人も多いのではないでしょうか。

アシダ音響は国内のメーカーで、これまで80年もヘッドホンやスピーカーなど音響に関するプロダクトを作り続けています。

大手のメーカーと比べると少しマイナーではありますが、業務用の音響製品を作り続けている会社だけに耐久性や堅牢性には定評がありますよ。

最近は一般向けのブランド、アシダボックスの製品のラインアップが充実していて、かなり人気が高まってきています。

どの製品もリーズナブルな価格帯ながら、これまで様々な高級ヘッドホンを作り続けてきたノウハウを生かした技術で、音にこだわりのあるユーザーからも高い評価を受けています。

今回紹介する「ST-90-05」は、業務用ヘッドホン「ST-90」を音楽用の「ST-90-05」として製品化したもの。

数多くの最高級ヘッドホン設計のノウハウを活かし開発した、高音質Φ40ドライバユニットを搭載。ハイコンプライアンスかつ軽量で、良好なtanδを有するエンジニアリングプラスチックフィルムを採用したダイヤフラムと、理論値 1 テスラの強力な磁気回路を搭載。

小型オンイヤータイプヘッドホンでも全体域にわたり芯が太く、豊かな音質を実現しています。

重量110gとヘッドホンとしてはかなり軽く、モバイル用途としても最適。

さらに、”業務用”で実績のある高い堅牢性なのもありがたいですよね。

飽きのこないレトロモダンなデザインになっているのも人気の要因ではないでしょうか。

 

スペック

 

形式:ダイナミック形
ドライバ:Φ40mm
インピーダンス:40Ω (at 1kHz/1mW)
音圧感度:104dB/mW
再生周波数帯域:5-40,000Hz
コード長:約1,5m
プラグ:Φ3.5mm
質量:約110g

※公式ページを参照

 

アシダボックス ST-90-05 を実際に使ってみたレビュー

ST-90-05-Kの側面

 

ST-90-07ではなくST-90-05を選んだ理由、比較

 

もともとST-90-05を買おうと思ったきっかけですが、小さくて軽い散歩などで使えるヘッドホンを探していたんです。

そこで目についたのがST-90-05。

デザインもかっこいいし、価格も非常にリーズナブルなのも選んだポイントです。

上位機種としてST-90-07というモデルがあります。

 

 

少し高くなりますが、ケーブルに高品質なのものを採用してより中高音域のクオリティを向上させたもの。

簡単にいうとバランス重視なのがST-90-07、低音よりなのがST-90-05。

よりバランスを求めるならST-90-07がいいでしょう。

 

どちらか迷いましたが、結局ST-90-05を選びました。

理由は視聴してみてST-90-05の音質が好みだったから。

ST-90-05によって人気が出ただけに、バランスよりも個性的なサウンドのほうがよりこのヘッドホンには合うような気がしますね。

バランスのいいヘッドホンはたくさんありますが、個性的なチューニングをされているヘッドホンのほうが私にとっては魅力的に感じます。

 

箱出し、デザイン

ST-90-05の箱と本体

 

業務用らしく、なんの飾り気もない外装なのが逆に期待度を膨らませてくれますね。

簡単な説明書と保証書が入っています。

個人的に気にいっているのが個性的なデザイン♪

レトロモダンで、最近のワイヤレスヘッドホンとは一線を画すデザインなのが所有欲を満たしてくれます。

ヘッドホン収集家などからも人気がでそうなデザインになっています。

 

使用感

ヘッドバンド

 

付け心地は非常に軽いです!

110gほどしかないので、つけていて重さを感じることはほぼないでしょう。

ヘッドバンドスライド構造を採用してあり、頭の大きさによって調整もかんたんにできます。

私は頭が比較的大きい方ですが、十分余裕を持って装着できています。

また締め付け加減もそれほど強くなく、長時間つけていても私は痛くなったりすることは今のところないですね。

絶妙な締め付け具合で、散歩していても取れそうになったりすることなく快適に使えていますよ。

 

遮音性

ST-90-05のイヤーパッド

 

イヤーパッドは標準的なものを採用しています。

遮音性に関してはオンイヤータイプなこともありそこそこのレベル。

 

携帯性

 

110gとかなり軽量でコンパクトなので持ち運びにも便利です。

しかしながら折りたたむことができないので、バックなどに入れるときはなにか工夫が必要でしょうか。

通勤通学などはもちろん、散歩やウォーキングなどでも使いやすいです。

さらに旅行先などでも気軽にハイクオリティな音質を楽しめるのはかなり魅力的ですよね。

 

ケーブルの長さなど

 

コシがあって表面に凹凸があるケーブルを採用しています。

このあたりは少し好き嫌いの分かれるところかもしれませんが、耐久性の高そうなケーブルなのが私は気に入っています。

あとケーブルの長さが150cmあって通常のイヤホンよりも少し長いです。

外出先で使う時はケーブルホルダーやコードクリップなどがあったほうがいいかもしれません。

モバイル性を考えると1mのケーブルを採用してくれればもっと使いやすいのにな、とは思います。

 

音質

 

最初箱出しで聴いたときにはほかの方のレビューでもあるように、かなり低音が強くて全体的にこもったような印象でした。

このあたりは最初から分かっていたので、YouTubeのヘッドホンやイヤホン用のエージングのためのピンクノイズを20時間ほど鳴らせました。

エージング自体あまり必要ないといった意見もありますが、スマホやタブレットなどで鳴らせておけばいいだけなので、とりあえずやってみるといいのかと。

個人的には少しエージングするとクリアな音質になることが多いです。

 

エージング後の音質はやはりかなり締まった印象になりました。

一言で言うと、これだけコンパクトなのにスマホにそのまま接続するだけでかなり高レベルの音を鳴らせてくれる、使っていてかなり楽しくなるようなヘッドホンです♪

 

中低音域よりで、どちらかというと高音域は控えめです。

ほかの方のレビューでは低音域が強すぎる、といった意見もありますが最初はかなり目立ちまくっていた低音域が、エージング後は嘘のようにバランスよく若干強め、といった印象になりました。

全体的に中低音域よりなので、線が太いサウンドで力強さもあり、かといって繊細さもかなり持ち合わせていて一つ一つの音の分離度がかなりしっかりしている、という人気がでるのもうなずける個性的なサウンド!

解像度もハイエンド機のものとはまた違うんですが、かなり繊細な部分まで解像しているので分離度も非常に高く感じられます。

私の好みにかなり近いサウンド。

私はジャズを中心にソウルやロック、ポップス、アジアの伝統音楽などいろいろなジャンルを聴きますが、どんなジャンルにも合うヘッドホンになっていますよ♪

 

低音域  4.0

さすがに低音域はボリュームがしっかりとあって、深さもかなり感じられてジャズなどを聞くとべーースラインがたまらなく気持ちい♪

解像感も高いのでリズムセクションのグルーブ感を楽しむにもうってつけかと。

BOSEなどの低音とはまた一味ちがってもっと締りがあってタイトなイメージです。

個人的にはST-90-05の低音のほうが好み。

最初はイコライザーで低音を少し下げて聞いていたんですが、エージング後はそのままでバランスよくなりました。

低音が強調されたようなHIPHOPなどは、個人的には少し低音が効きすぎている感じもします。

・中音域  4.3

中音域はとても伸びがあって、解像度も高くて一つ一つの音の粒が際立って余韻まで楽しめます。

ボーカルも低音部分に全く押されることなく前面に出てくるので、ロックやポップスでも楽器とボーカルのパワフルかつ繊細な高品質な音質が印象的。

ピアノやサックスなどもかなりきれいに表現できている印象です。

高音域  3.5

高音域に関しては少し控えめですが、伸びもしっかりとあってクオリティはかなり高いです。

私はイコライザーで高音域を少し上げています。

音の広がり  4.0

これだけコンパクトで軽量のヘッドホンなことを考えると音場はしっかりと広いかと。

もっと大型のヘッドホンほどではないですが、ポータビリティや手軽さを考えると十分な

音の広がりでしょう。

 

なんといってもこのヘッドホンの良い所は、どんな音楽でも独特なタッチで聞こえてくるところじゃないかと思います。

70年代などの音源を聴くと、細部までしっかりと表現してくれてより新しい発見がありますし、新しい楽曲を聴くと、いい感じに角が取れた柔らかい感じで雰囲気を作ってくれます。

これ以上に音質のいいヘッドホンだと聞き疲れたりすることもありますが、ST-90-05はいい意味で聞き疲れすることなく高品質な音質を楽しめるヘッドホン。

アンプなどを用意するまでもないけれど、できるだけ高い音質で聞きたい!といったシチュエーションに最適解なヘッドホンなんじゃないでしょうか。

 

総評

 

総合評価4.8

この価格で高級機並みのサウンドを気軽に楽しめるのはかなりヤバいと感じました。

個人的には音質がかなりお気に入りで、ほんと買ってよかったです♪

スマホに直接つないで得られる音質としては、これ以上求めるのは難しいんじゃないかと。

さらにDACにつなぐことによりさらに音質が向上することを考えても、ライトユーザーからヘビーユーザーまで満足出来る製品になっていますよね。

 

ST-90-05はこんなヘッドホン♪

✅個性的なデザイン

✅中低音よりのサウンド

✅迫力と繊細さを併せ持つ個性的な音質

✅小型軽量で高い堅牢性

✅リーズナブルな価格で高級機並みのクオリティ

 

ラインナップ ST-90-05-H/K

 

カラーが2種類ラインアップされていて、Hがグレー、Kがブラック。

 

✅各種モデル

 

ST-90-05のレビューまとめ

 

今回はアシダ音響が発売しているST-90-05を紹介しました。

購入してからかなり聞き込んでいますが、個人的にはかなりはまる音質♪

ピアノジャズのような落ち着いた曲のサウンドのレベルの高さはもちろん、低音を生かしたビートの迫力やボーカルの微細な息遣いまでも感じられる豊かな表現力。

デザインもかっこいいし堅牢性も高いので、長く使えそうです。

リーズナブルで個性的なヘッドホンを探しているなら要チェック!

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