
pergear 25mm f1.8

pergear 25mm f1.8を実際に購入して使ってみたレビューや作例を紹介します。
パーギア 25mm f1.8を購入してのレビュー

pergear 25mm f1.8はミラーレスカメラ用の激安レンズ。
pergearは中国のメーカーで、最近様々なレンズを発売していて注目されていますね。
いわゆる中華レンズって、ちょっと前までは安いけど映りがいまいちだったり、操作性が悪くて使いにくかったりしたイメージもあるんですが、最近のレンズはかなり改善されてきていますよ。
映りに関してはかなり好き嫌いがあるかと思います。
オールドレンズと最近のレンズの中間くらいのイメージのものが多いです。
かなりくせや個性があるので、そのあたりを楽しめる人であればかなりのパフォーマンスを発揮してくれますよ。
購入した動機
これはシンプルに小さくて軽く、いつでも使えるようなレンズが欲しかったんです。
25㎜のレンズは中国のメーカーからかなりの種類が出ています。
なのでかたっぱしから国内、海外のレビューの記事を読み漁り、作例をみて決めました。
理由としては、やはり使いやすさと風景でもしっかり映ってくれそう、といったところです。
Pergear 25mm F1.8ってどんなレンズ?基本スペックをおさらい
まず、Pergear 25mm F1.8がどのようなレンズなのか、その基本的なスペックを確認しておきましょう。
- 焦点距離: 25mm(APS-C換算で約37.5mm相当)
- 開放F値: F1.8
- 最小F値: F16
- レンズ構成: 3群5枚
- 絞り羽根枚数: 10枚
- 最短撮影距離: 0.25m
- フィルター径: 43mm
- マウント: Sony E / Fujifilm X / Canon EF-M / M4/3 など(※購入前に対応マウントをご確認ください)
- フォーカス: マニュアルフォーカス(MF)
特筆すべきはそのF1.8という明るい開放F値と、驚くほど手頃な価格!
外観

外観は一般的な中華レンズらしく、非常にシンプルです。
pergearのロゴがレンズの裏側に入っていますが、全然目立たないので問題なし。
というかもう少しデザイン性があってもいいんじゃないか、と思うほどシンプルです♪

私は無難なブラックを選びましたが、デザイン的には可もなく不可もなく、といった印象です。
金属製のしっかりとした鏡筒なので、価格からすると結構高級感があったり、しっかりとした堅牢性も感じますよ。
小型軽量で、ミラーレスカメラとの相性も抜群です。
携帯性

重さが195gと非常に軽め♪
またレンズの大きさもかなりコンパクトです。
ジャケットなどのポケットならすっぽり入ってしまう♪
携帯性が抜群なのはかなり強いです。
カメラもそうですが、レンズも持ち出すことに意味があるというか気軽にどこへでも持っていけるのはかなり魅力的。
さらに価格的にも壊れてもまた購入すればいいや、と思える気楽さ 笑!
ほんといつでもどこでもとりあえず持って行きたくなるようなレンズになっています。
絞りはクリックレス
絞りリングはクリックレスタイプ。
動画撮影にも使いやすい仕様になっています。
個人的には動画を撮ることは少ないので、クリック感があったほうがよくはありますね。
でも以前に使っていた少し古い中華レンズは、絞りがクリックレスでさらにリングが軽めだったので、すぐに絞りが変わってしまって非常に使いにくかったです。
でもパーギア 25mm f1.8はクリックレスながら、リングがいい感じのトルク感があって勝手に回ってしまう、ということは少ないです。
さらに絞りリングはレンズの根元についているので、バックから出すときなどに当たって回ってしまうこともあまりないですね。
使用感

レンズ自体が小さいので、最初は絞りとフォーカスリングをよく間違えました。
でもなれればそんなことはなくて、リングのトルクもいい感じにあって使いやすいと感じます。
またカメラとの脱着も非常にスムーズ。
あえて言えば絞りリングのデザインが少し回しにくいかな。
でもなれればなんてことはない部分かと思います。
25㎜という使いやすい画角
APS-Cでは37.5mm、マイクロフォーサーズでは50㎜とかなり使いやすい画角なので、一本あれば大体のものは撮影できますよ。
私はAPS-Cサイズで使っているので、準広角といった画角になってかなり使いやすいです。
旅行に小さなサイズのカメラを一つ持って行きたいな、といったときにも活躍してくれるかと。
被写体にばっちり寄れる
最小焦点距離が20㎝!
お花から料理までばっちり寄って撮影できますよ。
これ結構重要で、普段スマホで撮影するのに慣れていると、ミラーレスのレンズって意外と寄れないレンズも多いので小さなものを撮影するときなどに、あれ!ってなっちゃいます。
でもpergear 25mm f1.8はかなり寄れるので、25㎜という画角と合わせてかなり万能に使うことが可能です。
ビルトクオリティ

ビルトクオリティに関しては、購入するときは少し心配だったんですが、実際に使ってみるとかなりしっかりと作りこんであるのがわかります。
他メーカーの中華レンズは正直あまりビルトクオリティがよくないものも多い中、pergearに関しては他の方のレビューも参考にしてみると安定感あるんじゃないですか♪
がたつきも全然なくて、絞りやフォーカスリングの動きも非常にいいです。
またボディとのつけ外しもかなりスムーズですし、フィルターも問題なく装着可能です。
描写
描写としては個人的には味のあるタイプのレンズ。
フィルムライクな写真を撮影したいときにももってこいかと。
開放では柔らかくてコントラストが低め。
絞り込めばかなりシャープに映ります。
周辺部分もほかの中華レンズに比べると、絞り込めば必要十分な画質が得られます。
また中華レンズは歪曲などが結構目立つものもありますが、pergear 25mm f1.8に関しては非常に細かいことを気にしなければ全く問題は感じないです。
ボケに関しては25mm f1.8というスペックですが、個人的に満足なレベル。
ポートレートなどでも背景をぼかして撮影できるので、お子さんを撮影するにも最適でしょう。
25mm付近の中華レンズって、大体ポートレートを撮影するように設計されているレンズが多いような気がします。
なので風景を撮影すると、周辺が流れたり歪曲が出たりして使いにくいものがあったりするんですよね。
その点pergear 25mm f1.8は万能に使えるレンズ、という印象です。
pergear 25mm f1.8の作例
現代の日本のメーカーのレンズとは一線を画した映りです。
解像度といったものって、写真によっては全く必要ない、と感じさせてくれるのがこのレンズの面白いところ。
開放のふわっとした描写もいいですが、f2.8くらいまで絞るとかなり立体感が出てくるのもこのレンズの特徴かと。





空が入ったり逆光になったりすると、白っぽくフレアが出ます。
ミストフィルターのような効果で雰囲気が出てこれはこれで好きだったりますね。


オールドレンズのような描写が得意なので、モノクロもかなり諧調豊かに撮影できます。



ロシアレンズのインダスターあたりと少し描写が似ているような気もするんですが、pergear 25mm f1.8のほうがはるかによく映るんじゃないでしょうか。
フレアなどの個性を生かすことによって、フィルムライクな雰囲気のある写真を撮るにはかなりおすすめ。
個人的には子供を撮影したり、何気ない風景を撮ったりするのがとても楽しいレンズ。
予想できないような写真がどんどん撮影できるのがめっちゃいい。
ハマる人はかなりハマる描写と思います。
pergear 25mm f1.8のレビューや作例まとめ
近年、選択肢が非常に増えているサードパーティ製レンズの中でも、特に注目を集めているのが「中華レンズ」と呼ばれる製品群です。
その中でも、驚くべきコストパフォーマンスで人気を博しているのがPergear(パーギア)のレンズたち。
今回は、その中でも特に多くのユーザーに愛用されているPergear 25mm F1.8に焦点を当ました。
pergearって最近出てきたメーカーで、ほかの中国のレンズに比べても安かったりするので最初は少し不安もあったんですが、いい意味で期待を裏切ってくれましたよ。
正直中国のメーカーのレンズって安いし、ほかにもたくさんの種類があるのではまってしまいそうです。
Pergear 25mm F1.8はどんな人におすすめ?
- 初めての単焦点レンズを検討している方: 非常に安価ながら高品質な写りを楽しめます。
- マニュアルフォーカスに挑戦したい方: MF練習用としても最適です。
- オールドレンズのような写りを楽しみたい方: 少しレトロな雰囲気の表現も可能です。
- F1.8の明るさを手軽に体験したい方: ボケ表現や暗所撮影を楽しめます。
- 気軽に持ち運べる小型軽量レンズを探している方: スナップシューターとしても活躍します。
Pergear 25mm F1.8は、その驚くべきコストパフォーマンスからは想像できないほど優れた描写性能と、マニュアルフォーカスならではの撮影の楽しさを提供してくれるレンズ。
初めての単焦点レンズとしても、既存のラインナップに加える一本としても、非常に魅力的な選択肢じゃないでしょうか。
「中華レンズ」という言葉に対するイメージが、このレンズによって大きく変わるかもしれませんよ。


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